岡山勢は今春のセンバツ出場を逃しており、現世代にとって夏は甲子園へのラストチャンス。優勝争いは今春、昨秋の県大会をそれぞれ制した学芸館、山陽が攻守に充実し、リードする。追うのは強力打線で2連覇を狙う創志学園、守備力の高い昨年準優勝の倉敷商か。投手力を発揮し春に準優勝した光南、好素材がそろう理大付も頂点を狙える。旧チームでセンバツに出た倉敷工、9年ぶりにシード校として臨む作陽学園にも注目だ。
今年から延長突入の十回からタイブレークとなる。一発勝負の色合いが濃く、思わぬ“波乱”が起きるかもしれない。悪天候による継続試合も昨年に続いて採用する。
他の2球場は倉敷市営球場と美咲町のエイコンスタジアム。
開会式はマスカットスタジアムで8日午前10時から全チームが参加して行われ、林野の大寺陽羽主将が選手宣誓を務める。16、19、22、24日は休養日とし、日程が順調に進めば25日に晴れの代表が決まる。
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