7月8日に開幕する夏の高校野球福島県大会。2023年は68校62チームが熱戦を繰り広げる。2021年に18年ぶりに甲子園に出場した日大東北。あの時の悔しさを知る”当時1年生”のエースは、最上級生になり2年ぶりの甲子園を目指す。
甲子園に戻ってくる
2021年、滋賀県の近江に2対8で敗れた甲子園での試合。当時1年生ながらチーム最長となる5イニングあまりを投げ抜いた、サウスポーの堀米涼太投手。「甲子園という舞台に戻って来られるように」とあの日誓った思いを胸に、最上級生となった。
この記事の画像(11枚)女房役は双子の兄
エースナンバーを背負う涼太投手の女房役となるキャッチャーは双子の兄・翔太選手だ。涼太投手は兄について「私生活の面でも野球の面でも一番知ってくれている相手。時には厳しく言ってくれるので、頼れる存在」と語る。
チームに欠かせない2人
投球練習はもちろん、ウォーミングアップから練習中2人はほぼ一緒。吉田翔監督は「いつも一緒にいる2人なので、2人で1人という印象だったんですけど。今は2人が3人にも、4人にも5人にもなる力が備わってきたと」と2人のチームでの存在について話す。長根碧泉主将も「(堀米兄弟は)チームを引っ張っていくというか。誰よりも意識が高く責任と自覚を持っているのが、やはりチームのプレーにも本当に大きく影響している」と語った。
大切なお守り
チームの誰もが認める中心選手。そんな2人には大切にしているものがある。それは、母親からもらったお守り。兄の翔太捕手は「このお守りを試合の時は、ポケットに入れて試合している。これを見ることで、自分ももっと頑張らければいけないなと思うし、もう一度甲子園に家族を連れていきたいなという思いがある」と話してくれた。
崩れない野球
今年のチームが掲げるのは「崩れない野球」 ランナーを先の塁に進め、得点のチャンスを作る「バント」を強化。1点を積み重ねることで、負けている展開でも終盤に逆転するチームを目指している。
自分がどうなっても…
涼太投手は「マウンドを任せられたら、もう絶対チームを負けさせたくない。自分の体がどうなっても良いという気持ちで、腕を振り続けたい」と思いを語った。春の大会は準優勝。さあ、てっぺんへ!
夏の高校野球福島県大会
2022年は夏の甲子園ベスト4。2023年の県大会は第1シードで挑む聖光学院は、帝京安積と本宮の勝者と対戦する。
「打倒・聖光学院」第3シード日大東北は、初戦で喜多方と対戦、目標は一つ、2年ぶりの王座奪還だ。
シード校8校のうち5校が公立高校、第4シード郡山は31年ぶりの優勝を目指す。
2022年の夏の県大会で、53年ぶりに準決勝進出を果たした第5シード田村。石川蓮也主将が選手宣誓を務める。
大会は、福島市の県営あづま球場をメイン会場に7月8日に開幕、決勝は23日に行われる予定。
(福島テレビ)
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