古事記の「国譲り神話」に由来する伝統の「諸手船神事」が3日松江市で行われ、手こぎ船に乗った男性たちが冷たい海水をかけあい五穀豊穣と豊漁を祈りました。
毎年12月3日に松江市の美保神社で行われている「諸手船神事」は、大国主命がこの神社に祭られている息子に出雲の国を譲る相談をするため、「諸手船」と呼ばれる船で使者を遣わしたという古事記の「国譲り神話」の一場面を再現したとされています。
氏子の中から選ばれた18人の男性が2そうの手こぎ船に乗り込み、そろいの白い衣装を身にまとって「ヤーヤー」と威勢のいいかけ声を上げながら対岸にある社へこぎだしました。
そして岸へ戻ってくると、男性たちは手に持つ「かい」で冷たい海水を互いにかけ合い、五穀豊穣と豊漁を祈りました。
大阪から訪れた70代の男性は「おもしろそうな祭りがあると知って今回初めて訪れた。おもしろかったのでまた来年も来たい」と話していました。
鳥取県境港市から訪れた50代の女性は「地元の方が盛り上げているので、とても楽しかった。もらったさかきは自宅の神棚に飾りたい」と話していました。
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