前回のオフシーズンは未来の殿堂入りワイドレシーバー(WR)であるラリー・フィッツジェラルドの動向に注目が集まった。転換点は今回のオフシーズンになるかもしれない。
結論を待ってはもう1シーズン戻ってくると発表されるのを繰り返したフィッツジェラルドの未来について、このオフシーズンには本人側からの声がほとんど聞こえてこない。アリゾナ・カーディナルスのジェネラルマネジャーであるスティーブ・カイムが現地3日(水)にこの件について語り、フィッツジェラルドが2021年も戻ってくる道を見つけるべく、チームはまだオープンな姿勢だと話した。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のオマール・ルイスによれば、カイムGMは報道陣に対し、リーグイヤーの開始はフィッツジェラルドが戻るかどうかを決定する期限にはならないとコメント。さらに、敬意を集めるフィッツジェラルドには自分のタイミングで決断を下すのがふさわしいと話したという。
2020年のフィッツジェラルドはこれまでのキャリアで最も低い成績にとどまり、キャッチ54回、409ヤード、タッチダウン1回を記録。オフェンスにはディアンドレ・ホプキンスやクリスチャン・カークといったより若いパスキャッチャーたちがいた。アリゾナでの役割が実質上は二次的なものになっていることを考えれば、いつかカントンに招かれることの間違いないそのキャリアをフィッツジェラルドが閉ざしたとしても驚きではないだろう。
チームとしても、フィッツジェラルドに十分な支払いをする余裕はない。とは言え、今の段階でフィッツジェラルドにとって金額はそれほど重要ではないかもしれない。カーディナルスがJ.J.ワットと契約を結んだのはチームがすぐに成功することを狙っている証であり、フィッツジェラルドのようなベテランがもう1度挑戦する上で理想的な環境を作っている。
ただ、今のところフィッツジェラルドの未来は分からない。今後の動向に注目だ。
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