大人気アクションシューティングの最新作『スプラトゥーン3』。今作では、シリーズの過去作からさまざまな要素が受け継がれています。その中でも“ウルショ”こと「ウルトラショット」には、圧倒的なロマンが秘められている…かもしれません。
劣勢を一気にひっくり返せる大技
そもそも『スプラトゥーン』に登場するブキは、「メインウェポン」と「サブウェポン」、「スペシャル」の3つで1セット。その中で「スペシャル」はゲージを一定まで溜めければ発動できない切り札のような存在で、試合を大きく動かすポテンシャルをもっています。
そして「ウルトラショット」は、今作『スプラトゥーン3』から初めて実装された新「スペシャル」。超強力なショットを3発まで打ち出す仕組みで、スプラシューターやボトルガイザー、クラッシュブラスターといったブキに組み込まれました。
ただ、新技ではあるものの、おそらく原型は初代『スプラトゥーン』の「スペシャル」から継承されたもの。元になったのは“スパショ”こと「スーパーショット」でしょう。
元“スプラの王”の代名詞
初代『スプラトゥーン』における「スーパーショット」は、スプラシューターコラボといったブキに付属しており、いわば同作を象徴する「スペシャル」の1つ。インクが縦軸に広がる点や、発動時間中に何度でも撃てる点など、「ウルトラショット」を凌駕するほどの性能でした。
とくに『スプラトゥーン』ファンの間で印象的だと思われるのが、当時から人気配信者であり、後にプロゲーマーとしても活躍する“たいじ”さんのプレイング。スプラシューターコラボ使いとして最も有名なプレイヤーの1人で、とりわけ「スーパーショット」の芸術的な精度でファンを魅了していました。
また2016年に出場した非公式大会「第3回Splated杯」では、たいじさんの神プレイから名言が爆誕。試合中に連続キルを達成した際、当時固定チームを組んでいた「No Kids」のチームメイト、ツンデレ娘さんが「日本の宝かそのスパショは!」と叫んだのです。それ以降、たいじさんの「スーパーショット」は「日本の宝」「国宝」といった二つ名で呼ばれるように。
『スプラトゥーン2』では類似「スペシャル」がなくなってしまいましたが、最新作では「ウルトラショット」として復活。ややスペック的には劣るものの、十分“英雄”になれる性能が備わっています。実際にたいじさんは、9月9日に早速「ウルトラショット」で無双する動画を投稿していました。
「日本の宝」がふたたび戻ってくる日も、そう遠くはないのかもしれません…。
からの記事と詳細 ( “日本の宝”が帰ってくる!?『スプラトゥーン3』たいじが早速「ウルトラショット」で無双 - インサイド )
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